大学入試広報の動画を上手く活用!YouTubeスタジオの使い方をご紹介

入試広報の一環としてYouTubeに動画をアップしても、思うように視聴回数や視聴時間が伸びないとお悩みではありませんか。 YouTubeスタジオを活用すれば、動画をより多くの学生に見てもらえるようになり、志願者の確保につながるでしょう。 この記事では、大学入試広報でYouTubeスタジオを上手く活用するためのポイントやYouTubeスタジオで使っておきたいおすすめの機能をご紹介します。


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大学入試広報でYouTubeスタジオを上手く活用するためのポイント

YouTubeスタジオとは、動画を配信したり、分析したりするための管理機能です。

大学の入試広報で興味を引き付け、志願者の確保を狙うなら、ぜひ活用したい機能です。

YouTubeスタジオを活用することで効果的なのか、ここでしっかり理解しておきましょう。

動画の分析をする

YouTubeスタジオが大学の入試広報などで役立つ理由のひとつに、アップした動画の分析ができることが挙げられます。

入試広報活動の手段の中でも動画は、非常に分かりやすく、受験生の興味を引き付けるのに最適なツールです。ですが、ただ動画をアップするだけでは、思うような効果は得られません。

動画がどの経由で見てもらえているのかなど、詳しく閲覧状況を分析することが大事です。YouTubeスタジオの管理機能を活用すると、現状の課題が見つかります。

問題の改善を図ることで、受験生や保護者の興味を引き付ける、質の高い動画作りができるでしょう。

動画を見てもらえるように工夫をする

より多くの受験者に動画を見てもらえる工夫ができることも、YouTubeスタジオが大学の入試広報で役立つ利点でしょう。

動画は、ただアップするだけでは見てもらえません。知名度の低い大学の場合は、検索回数自体が大手大学にはかなわないというのが本音でしょう。これを改善し、動画がより多くの受験生の目に留まるように工夫ができるのが、YouTubeスタジオの優れたところです。

受験する年齢層だけでなく、低年齢の子や、親世代、祖父母世代にも動画でアプローチをかけましょう。将来的な志願者を確保するのにも効果的です。

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YouTubeスタジオで動画を分析するときにチェックすべきところ

YouTubeスタジオの中でも、動画の分析に欠かせないアナリティクス機能をいくつかご紹介していきます。

いままで順調だったユーザー数が急に伸び悩んだときなど、良い結果が出ないことには、必ず原因があると考えてください。次の4つをチェックして、対策をたてていきましょう。

今回ご紹介したもの以外にも、YouTubeスタジオはアップした動画に関して、さまざまな分析が可能です。自分達のコンテンツに役立つかを検討して、上手に活用してみてはいかがでしょうか。

視聴者維持率

視聴者維持率は、ユーザーが動画を何分間視聴していたのかを確認できる分析項目です。平均時間とパーセントのグラフで表示され、これを活用すると、ユーザーがどの部分に反応するのか、ひいては何を知りたくて動画を見ているのかが明らかになります。

また、ユーザーの離脱率も確認することが可能です。多くのユーザーがつまらなくなって番組を離脱するのはいつなのか、分析しましょう。視聴者を飽きさせないコンテンツ作りに役立ちます。

平均視聴時間

平均視聴時間は、特定の期間において、1回の視聴あたりの推定平均再生時間を確認する項目です。

平均視聴時間の長さは、ユーザーからの人気を図る指標のひとつです。視聴時間が長いほどユーザーの興味を引き、楽しませる力があるコンテンツだと判断していいでしょう。

ユニーク視聴回数

ユニーク視聴回数は、その動画を視聴したユーザーの、実際の人数を示す機能です。

たくさんのユーザーが視聴する動画ほど、人を引き付ける良いコンテンツです。ですが同じユーザーが何回も繰り返し視聴しているのをカウントしてしまうと、正確に人気は図れません。

これに対してユニーク視聴回数はユーザーのIPアドレスを元にカウントしていて、たとえ同じユーザーが10回視聴しても、カウントされるのは1回のみ。ようは延べ人数ではない、実際の視聴者数が分かるわけです。

そのためユニーク視聴回数は、その動画が幅広いユーザーに視聴されているかどうかを図る目安になります。

閲覧場所

閲覧場所は、その動画が良く視聴されている場所を知ることができる機能です。例えばYoutube上からアクセスしているのか、それとも別のWebページから再生されているのかが、それぞれの再生回数から判断できます。

入試広報の動画であれば、大学のサイトとSNSのどちらがきっかけになっているのか分析できて便利ですね。動画をより多くの人に見てもらうための、アプローチ方法が見つかるでしょう。

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YouTubeスタジオで使っておきたい機能を4つ紹介!

最後に、動画をアップする際に使って欲しい、おすすめのYouTubeスタジオの機能を4つご紹介していきましょう。

視聴状況の分析だけでなく、作った動画の最適化ができるのもYouTubeスタジオの魅力のひとつです。視聴回数や視聴時間を大幅に伸ばし、志願者を確保するために、ぜひ活用してください。

1.動画内リンク設定

作った動画の最後に、関連するページのリンクを挿入する機能です。受験生に見てもらいたい、自分達の別の動画や広報ページに誘導して、志願者を確保しましょう。

動画を1本見てもらって、それで終わりというのはもったいないことです。受験生や保護者は、さまざまな情報を求めてYouTubeを見ています。リンクで効率よくユーザーの興味を誘導して、多くの情報発信に努めてください。

2.サムネイル最適化

YouTube上の検索結果やおすすめの動画の際に表示される画像をサムネイルといいます。

動画は見た目よりも情報量だと思い込んではいけません。どんなに良い情報を動画に詰め込んでいても、受験者の興味をひかず、見てもらえないのでは本末転倒です。

実際にYouTubeを視聴する多くのユーザーは、タイトルのほかサムネイル画像に魅力を引き付けられて、ボタンをクリックしていることが分かっています。サムネイルは動画を面白そうか、つまらないかを判断する、「顔」のようなものだと考えましょう。

チャンネルが伸び悩んでいるなら、タイトルやサムネイルの変更をしてみると良いでしょう。動画の内容が一目でわかるもの、受験生が動画を見たいと思わせるようなイメージで画像を選ぶことをおすすめします。

3.チャンネル登録リンク

動画を見終わったのと同時に、チャンネル登録を促すメッセージとリンクを入れる機能です。

チャンネル登録は、ユーザー数や視聴率を上げるのに欠かせません。チャンネル登録をしてくれたユーザーには、最新の動画をアップした際に自動的にお知らせできるため、動画の視聴回数を自然と向上させることが期待できます。

安定したユーザー数の確保にも効果的です。登録者数は、チャンネルの人気を図る目安にもなりえるでしょう。

4.再生リスト作成

いままでアップした動画をリスト化し、同じようなテーマでまとめて、個別に再生リストを作成する機能です。

リスト化すると、関連動画のひとつを見終わった後に、自動的にリストに登録したものが次回動画にアップされるので、視聴者数を伸ばすのに効果的です。

次にどんな動画を見てほしいのかを誘導することで、ユーザーの興味・関心を長引かせることも期待できます。リストの中の1本に人気が出るだけで、チャンネル全体の再生数を向上させます。

大学入試でアピールしたいポイントも考えて、再生の順番を組むと良いでしょう。

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まとめ

You Tubeにはさまざまな大学の動画が公開されているため、動画をただアップするだけでは、学生にも保護者の目にも留めることはできません。

より多くの学生に動画を見てもらうためには、YouTubeスタジオを使って自分たちの大学の動画を分析し、学生が興味を引くような工夫を行う必要があります。

ぜひYouTubeスタジオを有効活用し、志願者の確保につなげていきましょう。