LINE公式アカウントは多機能!できることが豊富!そのメリットとは

近年SNSを広報活動に活用する企業や大学が増加しており、学生の情報収集ツールとしても注目されています。さまざまなSNSがある中で、LINE公式アカウントを大学入試広報に活用する場合、まずは機能やメリットをチェックしたいという方も多いのではないでしょうか。今回は、LINE公式アカウントとはなにか、大学入試広報に活用できる機能やメリットについて解説します。


この記事は約6分で読み終わります。

大学広報にも使える!LINE公式アカウントとは?

LINE公式アカウントとは、大学入試広報に活用するとLINEを通じて学生とダイレクトにやり取りを行うことができるものです。

メールマガジンのように一方的に情報を届けるものと比べて、直接学生と大学が双方向にコミュニケーションを図ることができるメリットがあります。

LINEは、令和元年度の総務省調査によると、日本の総人口の86.9%が利用しており、さらに10代の利用率は94.4%と高い利用率です。

出典:総務省情報通信政策研究所「令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」

このことから、LINE公式アカウントはとくに若年層へのアプローチやコミュニケーション手段として効果的であることがわかります。

LINE公式アカウントは基本無料で使用でき、有料版になればさらに充実した機能が搭載されているので、用途に合わせて活用すると良いでしょう。

目次へ

【機能を紹介】LINE公式アカウントでできること!

LINE公式アカウントを利用すると、どのような機能を活用することができるのでしょうか。

ここからは、LINE公式アカウントで活用できる基本的な機能や追加できるオプションについて紹介します。

メッセージ配信

メッセージ配信は、友だち追加している学生に対して一括でメッセージを配信できる機能です。

配信できるメッセージの形式はさまざまで、テキストやスタンプに加えて動画やカードタイプメッセージの配信を行うこともできます。

LINEチャット

LINEチャットでは、友だち登録している学生と直接やり取りできる機能です。自動メッセージも設定可能で「自動応答」「キーワード応答機能」「シンプルQ&A」の3種類の機能があります。

もちろん、画像や動画を送ることもでき、普段使っているLINEのチャット機能と同じようなイメージで利用できる点が特徴です。

LINEコール

LINEコールは、学生との電話を目的とした機能で、個別相談などのテキスト以外でやり取りしたい場面で活用できます。

たとえば、オープンキャンパス当日に迷った学生の案内などに活用するのも、有効な活用方法のひとつです。

リッチメニュー

リッチメニューは、目立たせたい機能をトーク画面の下部に固定表示できる機能で、表示・非表示の選択を行うことができます。

目立ちやすい場所にあるためクリック率が高く、大学の公式サイトやイベント案内などのリンクを貼っておけばワンクリックで閲覧できる点が特徴です。

資料請求ページやイベントページなど、状況に合わせてリッチメニューの内容を変更することができます。

タイムライン投稿

InstagramやTwitter、Facebookのような各種SNSに見られるタイムライン投稿も、LINE公式アカウントで行うことができます。

一括で情報掲載ができ、コメント機能でユーザーとコミュニケーションを図ることが可能です。しかし、学生はあまりLINEのタイムラインを閲覧する習慣がないため、重要な情報発信よりも日常交流を目的とした情報発信に適しています。

リサーチページ

リサーチページではアンケート機能や投票機能が備わっており、学生の声を集めるのに最適です。

イベント開催のニーズや、参加者の感想などを調査する際に適しています。また、回答者に対してクーポンをプレゼントすることも可能です。

性別や年齢などの事前に用意されている質問・回答項目だけでなく、任意に選択肢や質問内容を決めて作成することもできます。

セグメント配信

セグメント配信は、ユーザーを属性ごとに仕わけ、仕わけていたセグメントごとに情報発信やメッセージ配信を行うことができる機能です。

LINEの機能だけでは詳細なセグメントが難しいため、外部ツールと連携させることで、細かくユーザーを属性ごとに分けることが可能になります。

セグメント配信のメリットは、学生に対して有益な情報をピンポイントで発信できる点です。LINE公式アカウントでは、無料で配信できるメッセージ数が限定されており、超えると追加費用が必要になります。

セグメント配信をうまく活用すればメッセージ数を抑えられるほか、必要な情報の提供によって学生からのブロックを防ぐのにも効果的です。

外部ツールとの連携でさらにできることが増える

LINE公式アカウントの基本機能だけでは物足りない場合、外部ツールと連携することによって、大学入試広報の運用がスムーズになります。

チャットボット

チャットボットとは、質問に対して自動的に回答してくれるプログラムです。

一人ひとりの学生とやり取りするのは時間がかかってしまうため、チャットボットを設置しておくことで、入試広報担当者の工数削減につながります。

また、学生にとっても、大学に関する質問や不安をすぐに回答してもらえるので、スムーズに情報を手に入れられるメリットがあります。

予約機能

予約機能があれば、個別相談や面談の予約からイベントの参加予約などにも対応できます。予約までの流れがLINEで完結できるため、学生と大学双方にメリットがあるのも特徴です。

リッチメニューと併用することで、より予約しやすい設定にカスタマイズできます。

目次へ

LINE公式アカウントのメリット

LINE公式アカウントを大学入試広報で活用するメリットについて紹介します。自分の大学で取り入れたい機能や得たいメリットを明確にしたうえで、導入方法や活用する機能を検討しましょう。

情報発信がしやすい

LINE公式アカウントは、情報発信がしやすく、受け取る学生側も情報をチェックしやすい点がメリットです。

メールなどの場合、開封してから読む必要があるうえに、ほかのメールに埋もれてしまいやすいため開封率が低い傾向にあります。

LINEであればメッセージを開くだけで情報を確認することができるため、伝えたい情報をより確実に伝えることができるのもLINE公式アカウントの特徴です。

受験生が興味関心のある内容にしておけばさらに反応率アップにつながるため、配信する内容に工夫すると良いでしょう。

また、セグメント配信などの追加オプションを活用し、ターゲットとなる学生を絞り込んで情報発信するのもおすすめです。

学生と直接コンタクトが取れる

LINE公式アカウントでは、学生と直接コンタクトやコミュニケーションを取ることができます。

個別の質問や問い合わせに対応したり、タイムライン投稿などで交流を図ったりすることもでき、距離を縮めやすい点がメリットのひとつです。

LINEユーザーはとくに10代に多く、またSNSの利用にも慣れている世代になるため、イベントやオープンキャンパスなどの集客にも役立ちます。

学生とのやりとりには、個別で話すチャットモードとAIが自動で回答してくれるボットモードがあります。それぞれどの場面で運用するかを踏まえたうえで、使い分けると良いでしょう。

目次へ

まとめ

LINE公式アカウントでできることは多岐にわたりますが、オプション機能の追加や広報にかける予算などから、利用する機能を検討する必要があります。

しかし、自分の大学の魅力発信やオープンキャンパスなどへの集客を行うにはどのような活用方法を行えば良いのか、わからない場合も多いのではないでしょうか。

そのような場合には、大学広報に特化したスタディプラスを活用すれば、LINE公式アカウントの活用方法についてもご相談いただくことができるのでおすすめです。

「自分の大学に最適な活用方法が知りたい」「予算に合う活用を行いたい」など、ご希望に合わせたLINE公式アカウントの活用方法をご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。