Twitterのエンゲージメントとは?大学入試広報で活かすコツ

大学入試広報にTwitterのアカウントを運用する際、訴求力を高めるために重要になるのがTwitterのエンゲージメントです。 企業のマーケティング用語として知られているエンゲージメントですが、Twitterではどのような意味があり、大学入試広報に対してどのように影響してくるのでしょうか。 この記事では、Twitterのエンゲージメント向上によって大学入試広報にもたらされる効果や、エンゲージメント確認方法、高めるためのコツについて紹介します。


この記事は約7分で読み終わります。

Twitterのエンゲージメントとは?

Twitterのエンゲージメントとは、どのようなものなのでしょうか。まずはTwitterのエンゲージメントがもつ役割について紹介します。

そもそもエンゲージメントって?

エンゲージメントとは、マーケティング用語のひとつで、ユーザーが企業や商品に対して愛着をもっている状態のことを指します。

大学入試広報でいえば、受験生が大学に対して興味、関心をもっている状態で、入学者数の増減にも関わる重要な指標のひとつです。

エンゲージメントを高めるには、魅力を伝えたり商品やサービスを購入、利用したりするメリットを示すような方法が取られます。

大学入試広報の場合には、入学したくなるような情報を発信し、愛着をもってもらえるように魅力付けを行うことが大切です。

Twitterにおけるエンゲージメント

Twitterにおけるエンゲージメントは、ツイートに対するユーザーの反応のことを指します。

クリックやいいね、リツイート、フォロー、返信(リプライ)など、投稿に対してユーザーが行ったアクションがTwitterのエンゲージメントです。

どれだけユーザーがそのツイートを閲覧したかを表す「インプレッション」の数に対し、ユーザーが行ったアクションの割合を「エンゲージメント率」といいます。

エンゲージメント率を算出するには、以下の計算式に当てはめる方法が一般的です。

【エンゲージメント÷インプレッション×100=エンゲージメント率】

Twitterのアカウント運用ではインプレッションの数にばかり注目しがちになりますが、エンゲージメント率もチェックすることで、より訴求力の高いアカウントの運用が可能になります。
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Twitterのエンゲージメントを確認するには?

Twitterのエンゲージメントをチェックしたいとき、どのような方法で確認すれば良いのでしょうか。

ここからは、Twitterのエンゲージメントをチェックする方法と、詳細を確認したいときに活用できるTwitterアナリティクスについて紹介します。

エンゲージメントを見る方法

Twitterのエンゲージメントを見るには、投稿したツイートの右下にあるグラフマーク「ツイートアクティビティを表示」をタップもしくはクリックします。

パソコン、スマートフォンのどちらからでも確認できるので、たとえばツイート直後の反応やツイートしてから1日経過してからの反応などを、比較データとして収集することも可能です。

投稿したツイートからエンゲージメントを見る場合、インプレッションやエンゲージメント総数を確認することができます。

詳細なエンゲージメントを見たいならTwitterアナリティクス

詳細なエンゲージメントを見たいときは、Twitterアナリティクスを活用しましょう。Twitterアナリティクスは、Twitterアカウントをもっている人であれば誰でも利用できるものです。

過去28日間のエンゲージメント率の推移をチェックできるので、投稿したツイートから確認するよりもより詳細なデータを見ることができます。

また、エンゲージメント率だけでなく、ツイートへの反応やフォロー数の変化なども確認できるのでぜひ活用しましょう。

大学入試広報で使用しているアカウントのエンゲージメントやエンゲージメント率をチェックすれば、反応の良いツイートを分析して新たなツイートに反映していくことができます。
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Twitterの運用時にエンゲージメントが重要な理由

ここからは、Twitter運用時にエンゲージメントの確認が重要な理由とはなにか、という点について紹介します。

反応の良いツイートがわかる

Twitterのエンゲージメントを確認することで、反応の良いツイートが明確に把握できるようになります。

大学入試広報で活用しているアカウントの場合、受験生がどのようなことに対して興味、関心をもっているのかを分析することも可能です。

次回投稿する際の参考に活用できるほか、興味、関心のある内容を盛り込んだイベントの開催につなげることもできるでしょう。

Twitterの特徴は、リツイートによる拡散効果が期待できる点にあります。

ツイートが爆発的に拡散される(バズる)ことで、急激な認知度の拡大につなげることも可能です。

思わず学生がリツイートしたくなるような投稿を意識するのも、Twitterのエンゲージメント向上に役立ちます。

Twitterの課題を把握できる

Twitterのエンゲージメントは、Twitterアカウントの運用における課題の把握にもつながる重要なものです。

エンゲージメント率の低いものと高いものを比較すれば、反応が低かったツイートが特定できるため、原因を知ることができます。

「投稿時間が悪かった」「画像の訴求力が低かった」「情報量を多く盛り込みすぎた」など、低くなった原因を特定して次回以降の投稿に反映することも可能です。

また、反応の良かったツイートの傾向に反応が低かったツイートの反省点を盛り込めば、より訴求力の高いツイートを投稿できるようになるでしょう。
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Twitterでエンゲージメントを高めるときに意識したいこと

Twitterでエンゲージメントを高めるためには、どのようなポイントを意識すれば良いのでしょうか。

ここからは、エンゲージメントを高めるポイントや、エンゲージメント向上に役立つTwitterアカウントの効果的な運用方法について紹介します。

更新頻度を上げる

Twitterのエンゲージメントを高めるためには、まず更新頻度を上げることが重要です。更新頻度が多いと見る人も増えてくる可能性があり、反対に少ないと関心が低くなってしまいます。

関心が低くなるのは、Twitterではタイムラインに新しいツイートが随時表示されていくため、古いツイートが流されて表示されなくなってしまうためです。

更新頻度が高ければタイムラインに表示される回数も増加し、インプレッション数を増やすことにもつながります。

また、学生が求めている情報を多く発信していけば、フォロワーの新規獲得数アップにも効果的です。

大学入試広報としてTwitterを運用する目的である、志望者、入学者数増にもつながるため、積極的に新規ツイートを投稿していきましょう。

投稿内容を工夫する

Twitterのエンゲージメント向上を図るには、投稿内容を工夫することも大切です。Twitterではひとつのツイートあたり140文字という字数制限があり、多くの内容を盛り込もうとして文章を詰めてしまいがちになります。

文章を詰めすぎて読みにくい場合には、見やすいように文章に改行を加えましょう。さらに、目に留まりやすくなるように画像や動画を挿入するのもおすすめです。

また、受験生にとって有益な情報を発信することも、エンゲージメント向上につながります。大学の入試対策など、受験生が知りたいと思っている内容ほど訴求力が高くなるためです。

エンゲージメントは大学に対する愛着をもってもらうことが重要になるため、親しみやすさが感じられるような投稿をするのも良いでしょう。

たとえば、オープンキャンパスの裏側や広報担当者の独り言、教授の研究室に置いてあるグッズなど、普段見ることができないようなことを画像や動画付きで投稿するのも効果的です。

有益な情報の発信と、親しみやすさを感じられる投稿を組み合わせて、エンゲージメントの向上につなげましょう。
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まとめ

ただTwitterの運用をしているだけでは、大学の魅力を広めることは難しいでしょう。

まずは、Twitterの活用方法や、大学入試広報としてどのような発信を行っていくべきか、方向性について考えることが重要です。

また、Twitterのエンゲージメントの確認、分析も行ってください。分析結果を反映させた内容の投稿をして、投稿の効果を高めましょう。