大学入試広報担当者は必見!Twitterの機能と活用方法を解説

SNSの中でも、特にTwitterは若年層の利用者が多いため、大学入試広報として活用されやすいツールです。 しかし、十分に機能を理解していないと、広報として上手く役立たせることができないでしょう。 そこで今回はTwitterの基本的な機能について解説し、大学入試広報に活用するためのポイントを紹介しますので、これから始めようと考えている方や上手く運用ができていない方はぜひ参考にしてみてください。


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大学入試広報に欠かせない!Twitterの主な機能とは?

まずはTwitterの基本的な機能を把握しておくことが大切ですので、基礎的な部分について確認していきましょう。

ツイート

ツイートは140文字以内で投稿できる発信方法です。

ショートメッセージのスタイルは気軽に読まれやすい特徴があるものの、発信側としては限られた文字数で分かりやすい表現を意識しなければなりません。

また、ほかのアカウントの投稿内容でも再びツイート(リツイート)できる機能があり、リツイートしてもらうことで、直接フォローをしていない人のタイムラインにも表示されることになります。

この拡散力がTwitterで発信する強みでもあり、爆発的に情報を広められる可能性があるのです。

さらにハッシュタグ(#)を活用することで、フォローされていない人にも見てもらいやすくなるでしょう。

これはツイート内容をキーワードやトピックで分類するときに使用される方法で、「 #◯◯ 」(前後には半角スペース)と入力することで文字が青色になり機能します。

分類したワードに興味のある人が検索すると表示されやすくなるため、ツイートを見られる可能性が高くなるのです。

特に人気のあるワードは「トレンドトピック」にも表示され、より多くの人に注目されるかもしれません。

ハッシュタグを付けた言葉は、文字制限内であればいくつでも作れますが、ひとつのツイートに対してふたつまでにすることが推奨されています。

インプレッション

Twitterにはアナリティクス分析の機能があり、自身の行ったツイートがどれだけのユーザーに閲覧され表示されたかを数値として知ることができます。

このインプレッションをチェックすることで、ユーザーに見られやすいツイート内容や時間ごとの違いなど、情報発信をより効果的にするためのヒントが得られます。

エンゲージメント

インプレッションは単純に表示数を意味しますが、エンゲージメントからはユーザーがツイートに対してどのような反応を示したかを知ることができるでしょう。

具体的に分かる内容としては、いいねや返信、フォロー、メディアや詳細などのクリック数、リツートなど、投稿に対する閲覧者の反応度合いが確認できます。

それぞれを数値として見ることができるので、どのようなツイートが求められているのか、またユーザーの興味関心が集まりやすい内容などの把握に役立ちます。

Twitterを活用する際は必ずチェックしておきたい機能のひとつで、PDCAサイクルを回すためにも重要な役割を果たします。
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Twitterの機能をどう活かす?大学入試広報での活用方法

ここからは、実際にTwitterをどのように大学入試広報に活かしていくのか、その方法について解説します。

情報発信

Twitterの活用方法としては、まずは情報発信が基本になります。

ホームページなどとは違い、Twitterは発信を続けることで集客する手法なので、ツイートの継続力が大切です。

オープンキャンパスや入試対策など、大学に関する情報やイベントの案内などを定期的に発信しましょう。

ユーザーが大学のキャンパスをイメージできるように、日常の風景やサークルなどの写真を掲載するのも効果的です。大学をブランディングする上でも、伝えたい情報を自由に投稿できるTwitterは有用なツールといえます。

受験生用のサイトを準備している場合は、ツイートの中にリンクを貼ることで学生を誘導することも可能です。

在学生のインタビューなど、受験生が興味を持ちやすく共有したい内容を盛り込むことで反応も得られやすくなるでしょう。

さらにテキストだけではなく動画をつけることで、より大きな反響を得られる可能性があります。

さまざまな手段で発信を続け、受験生にとって有用な情報を多く提供することで、さらにリツイートによる拡散にも期待でき、まだフォローしていないユーザーにも注目されるようになるでしょう。

コミュニケーション

ツイートに対してユーザーがコメントを残している場合は、リプライ機能で返信することが可能です。

手軽にコミュニケーションが取れるのがTwitterの魅力のひとつで、比較的フランクなやり取りが好まれる傾向にあります。

フォロワーが多くなるほどにコメントも増えやすいため、対応に偏りが出ないように注意しましょう。

コミュニケーションの幅を広げる方法としては、アンケート機能を使うのも有効です。

ユーザーに対して簡単な質問を行い調査できるため、学生のリアルな意見や考えを知るきっかけになります。

また質問箱を設置すると、相手は匿名でメッセージを送ることができるため、さまざまな反応が得られるかもしれません。

分析する

Twitterアカウントを持っていれば、分析ツール「Twitterアナリティクス」が使用できますので、適宜ツイートの反響をチェックすることができます。

先ほど紹介したインプレッションやエンゲージメントで反応の詳細が分かるので、どのような投稿で成果が出やすいかがひと目で確認できるでしょう。

例えば、いいねやリツイートの数が伸びている投稿は、共有したいと思えるユーザーにとって役立つ情報である場合が多いです。

分析を繰り返しながら、情報発信の質を高めて反応が得られやすいツイートを継続できれば、大学入試広報としての高い効果も期待できます。
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大学入試広報でTwitterを活用するときのポイント

よりTwitterを有効に活用するためのポイントについて紹介しましょう。

アカウントの目的を決める

Twitterを通して学生にどのようなアプローチをしていくか、何をメインとした発信を行なっていくかなど、あらかじめアカウントの目的を明確にしておく必要があります。

学生に対して大学をどう印象付けていくかによって、Twitterの全体的な雰囲気やテイストは大きく変化するのです。

例えば、大学にマスコットキャラクターがいる場合は、そのキャラクターが喋っているかのように運用する方法があります。

マスコットキャラクターを利用するとユーザーの印象に残りやすいだけでなく、親しまれやすくもなります。そのためイベントなどの告知をしても広報活動という印象が軽減される効果があるでしょう。

しかし、堅いイメージにしたい場合には、カジュアルなテイストになり過ぎるため不釣り合いになります。

目的によって戦略にも違いが出てくるため、どのようなアカウントにしていくかを決めてからTwitterを開始しましょう。

トーン&マナーを統一する

Twitterは親しみやすさが特徴でもありますが、学生とのやり取りをフランクにするか、あえて丁寧にするかでも大学の印象は大きく変わります。

先ほどのマスコットの話に関連する内容にもなりますが、口調や絵文字・顔文字の有無など、トーン&マナーを統一することで、アカウントにキャラクター感を持たせることが重要なのです。

日によって雰囲気が変化するとイメージが曖昧になり、ユーザー側も困惑することになるでしょう。そのため、投稿内容やコメントの言葉遣いには常に気を配らなければなりません。
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まとめ

今回はTwitterの機能について解説し、大学入試広報での活用方法を紹介しました。

Twitterは限られた文字数で情報を発信し、分析ツールを活用しながらその成果を確認することができるツールです。

ユーザーとコミュニケーションが取りやすく、リツイートによる拡散力が魅力ですが、十分に活かすためには事前の目的設定と発信の継続力が重要になるでしょう。

しかし正しいノウハウが無い場合には、何を投稿すれば良いか分からず困っている方も多いと思います。大学入試広報に特化したスタディプラスなら、Twitterの活用方法についてもご相談可能です。気軽にお問い合わせください。